高橋孝夫さんの「旧東海道五十三次 てくてく旅」

2023年3月11日臼井公民館にて高橋孝夫さん(S47年法学部法律学科卒)のサロン講演会が行われました。高橋さんは在学中体育会端艇部に所属し3年生で全日本選手権のエイトで優勝を果たし小泉体育賞受賞、佐倉三田会では「そば打ちの会」副会長を勤めています。旅の時の年齢は65歳で当時体重は100kg超、一念発起して旧東海道492kmを徒歩で踏破の計画を作成した。

2015年8月27日に花のお江戸の日本橋を出発して9月18日に京都の三条大橋に到着、そこにご家族がお迎えし(涙の?)再会でした。日程は23日ですがその前に宿場の調査研究を行い数か月要した。徒歩の準備は1日当たり約20km踏破する予定なので、住いのユーカリが丘~成田間20km約3万歩を何度も練習した。コースの下見も3回行う等入念な準備を実施した。娘さんがGPS装備して管理するなどご家族の協力も有つた。旅は現在の東海道と異なる旧道を通り、一里塚、寺社旧跡、宿場出入り口の石柱、本陣跡などの資料を写真入りで説明、場所によっては広重の絵と現在の様子を写真で比較、芭蕉の句をその場所の写真を用い分かり易く行なった。箱根山の坂、薩埵峠、小夜の中山、鈴鹿峠など坂道が旅ではきつかった。旅の途中、聞きつけた中日新聞の記者と面談、新聞記事にもなったハップニングも有った。聴衆26名と盛会な会でした。

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